2012
2013

究極の革新

初のハイブリッドLAFERRARI

究極の革新
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LaFerrari
F138
2014
究極の革新
2013究極の革新
00:00
各種の瞬間ガレージ
1947
1947初勝利
1948166 MMのデビュー
1949ル・マン勝利
1950
1950赤のミッレミリア
1950F1デビュー
1951F1初勝利
1952マルゾットのモナコ優勝
1952アスカリの勝利
1953スポーツカー選手権
1954最後のパンアメリカン
1954パリのクイーン
1955クーペのレディ
1956チャンピオンファンジオ
1957CALIFORNIA DREAMING
1957最後のミッレミリア
1958優美なチャンピオン
1959米国に挑む
1960
1960シリーズ開始
1961赤の独占
1962マスターピース
1963ル・マン、イタリア
19642つの世界のヒーロー
1965タルガで勝利
1966至宝の365 P
1967伝説のゴール
1968勝利への賛辞
1968アルゼンチンタンゴ
1969タスマニアのディーノ
1969ヨーロッパのマスターズ
1969新しいパートナー
1970
1970512 Sの奇跡
1971365 GT4 BB
1972312 P全勝
1972ホームサーキット
1973DINO 308 GT4が到着
197450回目の熱狂
1975チャンピオンのラウダ
1975初回
1976見事なオートマチック
19772回目のニキ
1978故郷で才能開花
1979シェクター世界一
1980
19808気筒エンジンを搭載した4シーター
1981モナコでターボが優勝
1982無敵の308 GTB
1983オープエアの楽しみ
1984フェラーリ初
1984スタイルの傑作
1985328、最後の舞台
1986米国の脅威
1987エンツォの夢
1988別れの日
1989マンセルのギア
1990
1990F1GP 100 勝
1991アイコンの進化
1992クラシックGT
1993クライアント専用
1994究極の洗練
1995F1ロードカー
1996シューマッハ初
1997革命的なギアボックス
1998スピード・フォルム
1999頂点に復帰
2000
200021年後
20012回目の世界タイトル
2002創業者への敬意
2003追悼アニエッリ
2004制止不能
2005SUPERAMERICAの魔術
2006エクスクルーシブXXプログラム
2007キミ、逆転王者
2008再びチャンピオン
2009ベンチマーク・カー
2010
2010赤のファン
2011全天候型FF
2012性能とデザイン
2013究極の革新
2014究極
2015未来に向かって
201670周年の象徴
2016株式市場の上場
2017祝!70周年
2018セルジオとの別れ
2019異なるオーナーには異なるフェラーリを
2020
2020優れた回復力を発揮するブランド
2021大きな変化の年
2013新たなゴールに向かって

究極の革新

初のハイブリッドLAFERRARI

1980年代初め以降、マラネッロの特別限定生産のスーパーカーをつなぐ1本の赤いラインがあります。GTOではじまるこのラインは、研ぎ澄まされたF40、技術の粋を結集したF50、そしてアイコニックなEnzoへと続きます。さらに、新しいカラーとスタイルを纏いながらLaFerrariへと続いていくのです。この新たな流れは、スタイルと性能の面で特に際立っています。LaFerrariはマラネッロの最も意欲的なプロジェクトとして、フェラーリの最先端技術とテクノロジーが随所に投入されています。

究極の革新

このモデルは、800 hpの12気筒エンジンと120 Kwのエレクトリカルモーターの2種類の駆動システムを搭載したフェラーリ史上初めてのGTで、システムの総合出力は963 hpに達します。エレクトリカルモーターの低回転域における大きなトルクと高回転域における熱性能の最適化によって継続的に優れた駆動力を発揮し、制動時とエンジンが過剰なトルクを発生するたびにバッテリーに充電され、蓄えられたエネルギーはドライバーが必要とするときに瞬時に活用できるようになっています。

LaFerrariの斬新なエアロダイナミクスは、フェラーリスタイリングセンターのチームと設計開発エンジニアたちが車輛の初期計画から共同で進めてきた作業の成果です。このエンジニアリング面での共同作業をもとに、「アクティブ・エアロダイナミクス」とハイブリッドシステムが車輛の他のダイナミックコントロールシステムに統合され、あらゆる条件下で記録を凌駕するような性能を実現できるようになりました。 制御システムとダイナミックパラメータを統合し、「アクティブ・エアロダイナミクス」がフロントとリヤの装備を介してダウンフォースとバランスを持続的に調整・改善するLaFerrariは、あらゆる走行条件下で最大のダウンフォースと最小の抗力係数を結びつけ、マラネッロ史上最速のロードカーとなっています。また、このモデルのフォルムもこの機能に大きく貢献しています。F1から市販車への技術移転は、跳ね馬の歴史的な優位性の1つです。LaFerrariは自動車技術の限界を再定義するマラネッロの最も意欲的な試みとして、F1で得たノウハウがロードカーの製造において高度に活かされており、HY-KERSシステムを備えたこれまでで最もパワフルかつ高効率なフェラーリとなっています。サーキットでテスト後にロードカーのために特別開発したKERSシステムを採用し、V12エンジンとエレクトリカルモーターを完全に組み合わせた2つの駆動システムのメリットがシームレスに結びつけられました。 シャシーのデザインと構造も、F1とロードカーの間の技術移転において非常に密接な関係にあります。(技術部門のエンジニアと技術者で構成された)スクーデリアとGTのチームは、1990年から2000年まで跳ね馬のシングルシーターのデザイナーを務め、F1で11の世界タイトルを獲得したロリー・バーンのアドバイスをもとに、プロジェクトの初期段階から共同作業を行いました。シャシーは、スクーデリアで使用されているのと同じ材料、設備、製造プロセスを投入し、すべてマラネッロの社内で製造されました。またF1と同じく、航空産業で使用されている「プリプレグ」コンパウンドの4つの複合材が採用され、各エリアが特定の機能要件を満たすよう設計されました。ドライビングポジションもF1が直接のベースとなっており、固定式のシート、調節可能なステアリングコラムとペダルにより、ドライバーに合わせて完璧にセットアップできるようになっています。
フェラーリを貫く伝統の赤いライン、それはドライバーが見つめるアスファルトから地平へ、そしてマラネッロの未来へと続いているのです。

究極の革新

2013年の傑作