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8気筒エンジンを搭載した4シーター

「Mondial 8」がデビュー

8気筒エンジンを搭載した4シーター
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308 GTBi
Mondial 8
208 GTB
126 CK
1981
8気筒エンジンを搭載した4シーター
19808気筒エンジンを搭載した4シーター
00:00
1980比類なき美しさ

8気筒エンジンを搭載した4シーター

「Mondial 8」がデビュー

フェラーリは1980年にV12エンジンとV8エンジンを搭載した2つのシリーズを改めて定義し、ラインナップの構成の見直しを行いました。

8気筒エンジンを搭載した4シーター

ここから生まれたMondial 8は4シーターとミッドシップエンジン・リアドライブ方式(MR)を採用し、Dino 308 GT4の後継モデルとしてジュネーブモーターショーでデビューしました。 マラネッロはGT4でベルトーネのデザインを取り入れましたが、その後、フロントバンパーの下にラジエーターグリルを備えたウェッジラインを追求したデザインを掲げるピニンファリーナに完全にシフトしました。 GT4より10 cm長いホイールベースとワイドなトレッドを備えたMondial 8は、車内空間がさらに広がりました。また、さまざまな標準機能を装備し、インテリアがかなり洗練されたほか、12気筒モデルのサイズに合わせて大型化しました。 さらに、大きなバンパー、サイドパネルの目を引く2つのエアインレットとリトラクタブルヘッドランプを装備し、オプションのサンルーフも用意されました。 「Mondial」は、その装備内容とエルゴノミクス、燃料消費量と排出量が低減していること、またV12モデルよりも価格がかなり抑えられていることから、フェラーリ初の「ワールドカー」、もしくは「大衆向けのスーパーカー」と呼ばれました。モデル名自体には、実際には2つの意味がありました。前年のF1世界選手権優勝に対する賛辞と、アルベルト・アスカリの世界選手権優勝を記念する1953年の500 Mondial barchettaへのオマージュでした。

166をベースにディーノ・フェラーリがデザインしたSport 500 Mondialの最初の1台は、スカリエッティによって製作されました。Mondial 8の導入と共に終わりを迎えるDinoシリーズは、GT4と呼ばれるモデルでフェラーリのエンブレムを与えられていたのです。Dino 308 GT4と同じエンジンを搭載したMondial 8は、市販のフェラーリ・モデルで初めてキャブレターの代わりにインジェクションを採用し、トルクの伝達がより滑らかに行われるようになりました。

また、最高出力は214 hp、最高速度は230 km/hに達しました。フェラーリは、このモデルから米国で継続的な販売を再開しました。のちの1982年に、各気筒を4バルブ化し、最高出力240 hp、排気量3,000 ccの新型V8エンジンを搭載したMondial 8 Quattrovalvoleを発表しました。デザインは最初のシリーズと同じでしたが、1983年にカブリオレを追加、さらに1985年と1989年に再びモデルチェンジを行い、フェラーリの歴史の中で最も息の長いモデルの1つとなりました。

8気筒エンジンを搭載した4シーター

1980年の傑作