1982
1983

オープエアの楽しみ

世界選手権の新展開

オープエアの楽しみ
ポッドキャストを再生
208 GTS Turbo
Mondial Cabriolet
126 C3
1984
オープエアの楽しみ
1983オープエアの楽しみ
00:00
各種の瞬間ガレージ
1947
1947初勝利
1948166 MMのデビュー
1949ル・マン勝利
1950
1950赤のミッレミリア
1950F1デビュー
1951F1初勝利
1952マルゾットのモナコ優勝
1952アスカリの勝利
1953スポーツカー選手権
1954最後のパンアメリカン
1954パリのクイーン
1955クーペのレディ
1956チャンピオンファンジオ
1957CALIFORNIA DREAMING
1957最後のミッレミリア
1958優美なチャンピオン
1959米国に挑む
1960
1960シリーズ開始
1961赤の独占
1962マスターピース
1963ル・マン、イタリア
19642つの世界のヒーロー
1965タルガで勝利
1966至宝の365 P
1967伝説のゴール
1968勝利への賛辞
1968アルゼンチンタンゴ
1969タスマニアのディーノ
1969ヨーロッパのマスターズ
1969新しいパートナー
1970
1970512 Sの奇跡
1971365 GT4 BB
1972312 P全勝
1972ホームサーキット
1973DINO 308 GT4が到着
197450回目の熱狂
1975チャンピオンのラウダ
1975初回
1976見事なオートマチック
19772回目のニキ
1978故郷で才能開花
1979シェクター世界一
1980
19808気筒エンジンを搭載した4シーター
1981モナコでターボが優勝
1982無敵の308 GTB
1983オープエアの楽しみ
1984フェラーリ初
1984スタイルの傑作
1985328、最後の舞台
1986米国の脅威
1987エンツォの夢
1988別れの日
1989マンセルのギア
1990
1990F1GP 100 勝
1991アイコンの進化
1992クラシックGT
1993クライアント専用
1994究極の洗練
1995F1ロードカー
1996シューマッハ初
1997革命的なギアボックス
1998スピード・フォルム
1999頂点に復帰
2000
200021年後
20012回目の世界タイトル
2002創業者への敬意
2003追悼アニエッリ
2004制止不能
2005SUPERAMERICAの魔術
2006エクスクルーシブXXプログラム
2007キミ、逆転王者
2008再びチャンピオン
2009ベンチマーク・カー
2010
2010赤のファン
2011全天候型FF
2012性能とデザイン
2013究極の革新
2014究極
2015未来に向かって
201670周年の象徴
2016株式市場の上場
2017祝!70周年
2018セルジオとの別れ
2019異なるオーナーには異なるフェラーリを
2020
2020優れた回復力を発揮するブランド
2021大きな変化の年
1983比類なき美しさ

オープエアの楽しみ

世界選手権の新展開

1982年のMondial 8を再設計し、1気筒4バルブの新型V8エンジンを採用したモデルをベースとしたカブリオレが、例によって北米市場で強い支持を集めました。コンバーチブルのフェラーリがそう多くはなく、マラネッロが最も多く製造したのは最初からオープントップとして設計された2シーターのスパイダーです。一方、クーペに由来するコンバーチブルは4シーターになっています。

オープエアの楽しみ

Mondial Quattrovalvole(QV)のコンバーチブルバージョンは、1983年9月に、いつもどおりエンツォ・フェラーリがドゥカーレ宮殿のモデナ陸軍士官学校で主催した記者会見において報道機関に公開されました。その後、このモデルは、翌年1月のブリュッセルモーターショーで公式にデビューします。シリーズの最初の車両が届けられたのは、言うまでもなく米国西海岸、中でもカリフォルニアの顧客でした。欧州市場向けの生産はその後始められました。ソフトトップモデルにクーペと同じシルエットを持たせたピニンファリーナの技術は見事なものでした。リヤウインドウの2本のアップライトの基部に固定されたソフトトップは、アームレストで分割されるリヤシート後部のコンパートメントに折りたたんで収納されます。ここにはエンジンも格納されています。 当時、手動式のソフトトップの技術はまだ開発段階でした。そのためソフトトップ機構はかなり複雑で、ソフトトップを傷つけないように折りたたむには注意が必要でした。それでも美しさという点においては、Mondial Cabrioletはすばらしいものでした。 カブリオレは、クーペ同様に1985年と1989年に2回スタイル変更されて、Mondial 3.2とMondial Tが生まれました。1988年6月には、ローマ法王ヨハネパウロ2世がモデナに向かう途中でフェラーリを訪問。ピエロ・フェラーリが運転するMondial Cabrioletでフィオラノサーキット周囲を走り、人々に祝福を与えました。 8グループフォーGr4は多少の勝利を挙げましたが、もはや4輪駆動モデルの圧倒的なパワーには敵いませんでした。フェラーリがラリーを断念することはなく、1985年に向けたGTOの開発作業が始まりました。しかし、国際自動車連盟(FIA)によるレギュレーションの変更によって、この新たなプロジェクトは白紙に戻されたのです。

オープエアの楽しみ

1983年の傑作