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新型フェラーリV12限定モデル
フロント・エンジンのレイアウトを採用した究極のベルリネッタ。このコンセプトを極めたフェラーリの最新型V12限定モデルは、評価の高い812 Superfastからさまざまな特徴を受け継ぎ、それらをかつて見たことのないレベルにまで引き上げています。その結果、このモデルは世界のサーキットを70年以上走ってきた経験が凝縮された1台に仕上がりました。純粋なスポーツカーとしてのDNAを宿し、パフォーマンス、フォルム、機能性のバランスが絶妙なマシンです。最も情熱的なフェラーリ・コレクターを対象としたモデルであるため、妥協のないエンジニアリング・ソリューションが比類なきドライビング・プレジャーを約束します。
1
パワートレイン
伝説の進化
V12
パワートレイン
830
cv
最高出力
9,500
rpm
最大回転数
このモデルで最も印象的な点は、マラネッロの伝説を築いたバンク角65°のV12エンジンを最大限に進化させたことです。この進化により、エンジンの最高出力はフェラーリのオンロード・モデルの中で最も高い値となる830 cv/9,500 rpmに到達。フェラーリのいかなるエンジンをも凌ぐ値を再び実現することができたのです。超ハイテク素材を採用したこと、エンジンの主要コンポーネントを数多く再設計したこと、バルブ・タイミング・システムとエグゾースト・システムを新しくしたことは、フェラーリ最高峰のエンジンをかつてないパフォーマンス・レベルに引き上げた多くの要素のうちのいくつかにすぎません。
ワールドプレミア
発表イベント終了後に、車両の詳細(名称およびテクニカル・データ)と新しい画像がご覧いただけます。なお、発表イベントは5月5日の14時30分(中央ヨーロッパ夏時間)に、フェラーリのFacebook、Instagram、YouTubeおよびLinkedInアカウントで、ファン向けにライブ配信されます。
2
エアロダイナミクス
目標:最高の効率性
最先端のエアロダイナミクスを徹底的に追求したことで、究極のフォルムを有するソリューションが完成しました。オンロード・モデルのものとしては、かつて例のないプロファイルが特徴です。新しいエア・ダクトからきわめて斬新なボディ・テールおよびエグゾースト・システムまで、さらには特許取得済のリヤ・ウインドウやフロント・バンパー、すべての改良は、「スタイルはつねに機能に従わなければならない」という、フェラーリの重要な信念を守り抜いた結果です。
3
ビークル・ダイナミクス
4輪独立ステアリング
パワートレインが解き放つ猛烈なパワーと新たなビークル・ダイナミクス・コントロールを融合したことにより、持ち前のパフォーマンスを余すところなく発揮できるようになっているほか、運転席ではこの上ないドライビング・プレジャーを約束します。採用されたソリューションの中で最も特徴的なのは、4輪独立ステアリングです。このソリューションは、コーナリング時の俊敏性と精緻な走りに磨きをかけるだけでなく、比類のないレスポンスをも実現させます。このほか、車両の総重量を軽量化するための工夫も見逃せません。特筆すべきはカーボン・ファイバーを広範囲に使用している点です。この新型モデルでは、ビークル・ダイナミクス・システムのサイド・スリップ・コントロールが刷新され、バージョン7.0が初採用されました。
4
デザイン
レースの魂とダイナミズム
力感と威厳
リヤ・ウインドウはアルミニウム製のシングル・ピース構造です。そこにはボルテックス・ジェネレーターが備わり車両のエアロダイナミクス効率を改善させていますが、このデザイン・ソリューションはバックボーン効果を生み出し、車両の彫刻的なフォルムを強調する役割も果たしています。さらに、リヤ・スポイラーまでもがいちだんと人目を引くルックスに仕上げられました。リヤ・スポイラーは812 Superfastのものよりも高さがあるものの、テールはワイドな外観を呈していて、ファストバックのデザインを際立たせています。
個性とバランス
この新型V12限定モデルは、独自の強烈な個性を放っています。スタイリングの思想は、このモデルのデザイン性、ダイナミズム、スポーツ性を新たな極限へと引き上げています。また、ボンネットに配されたカーボン・ファイバー製のブレードが車両全体のボリューム感に影響を与えています。これによりボンネットは短く感じられ、全幅が強調されるのです。つまり、シルエット、プロポーション、フォルム・バランスを812 Superfastと共有しているものの、レーシング・マシンのように感じられる、よりコンパクトな1台に仕上がっているのです。
5
インテリア
軽さとスポーツ性
軽さとスポーツ性
インテリアは812 Superfastの影響をとりわけ大きく受けていて、特徴的なモチーフを含め、ダッシュボードおよびドア・パネルのインターフェース類とボリューム感を継承したデザインとなっています。また、新しいドア・パネルは再設計によって軽量化が図られ、トランスミッション・トンネルには「Hゲート」のテーマが採用されました。これにより、コックピットはそのスポーツ性がいちだんと高まったうえに、車両のレーシング・スピリットを反映させたよりモダンな造りとなりました。
パワートレイン
エアロダイナミクス
ビークル・ダイナミクス
デザイン
インテリア