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ユニークな例としては、エンジンの排気量を3リッターに制限するFIAの新しい規制に応じて、1957年にプロトタイプとして製造されたFerrari 0744があります。タイプ524のシャシーをベースにして製造された0744は、クラシック250と同じ寸法のタイプ142デュアル・オーバーヘッド・カムシャフト・エンジンを搭載。1958年のスパGPでジャンドビアンが運転して公式デビューを果たしたこの0744には、250 Testa Rossa Competizioneという愛称が付けられました。レース後、この車両はパワフルなタイプ141エンジン(旧称335S)を搭載してアップグレードされ、米国で販売されました。このエンジンは、1958年6月にモンツァ500ミリアに出場したシングルシーターの412MIに搭載されたいたものです。フェラーリは、1959年のナッソー・トロフィー・レースの前に、この車のドラムブレーキをディスクブレーキに変更しました。この車を運転したドライバーには、ジャンドビアン、フィル・ヒル、リッチー・ギンザー、P・ラブリー、F・ヌープ、S・ハドソンといった伝説のドライバーが名を連ねています。これは、大排気量のエンジンからアイコニックな250 Testa Rossaへの変遷においてフェラーリの技術的進化が体現されたユニークな例です。
V12
エンジン
4023.32
cc
総排気量
318
kW
最高出力 @ 8000 rpm
335.27
cc
1気筒あたり排気量
エンジン
タイプ
フロント縦置き・60度V型12気筒
ボア・ストローク
77 x 72
mm
1気筒あたり排気量
335.27
cc
総排気量
4023.32
cc
圧縮比
9.9 : 1
最高出力
318 kW (432 hp) / 8000 rpm
リッターあたり出力
107
hp/l
最大トルク
-
バルブ作動システム
DOHC1気筒あたり2バルブ
燃料供給
ウェバー 42 DCNキャブレター(×6)
点火装置
ツインスパーク
潤滑システム
ドライサンプ
クラッチ
マルチプレート
シャシー
フレーム
スチール製チューブラーフレーム
サスペンション 前
独立懸架、ダブルウィッシュボーン、コイルスプリング、油圧ショックアブソーバー
サスペンション 後
ド・ディオンアクセル、リーフスプリング、油圧ショックアブソーバー
ブレーキ
ドラム
トランスミッション
前進4段+後進1段
ステアリング
ウォーム&セクター
タンク容量
196ℓ
タイヤサイズ 前
6.00 x 16
タイヤサイズ 後
7.00 x 16
ボディワーク
タイプ
2座スパイダー
全長
-
全幅
-
全高
-
ホイールベース
2350
mm
トレッド 前
1328
mm
トレッド 後
1310
mm
車重
-
パフォーマンス
最高速度
-
0-100 km/h
-
0-400 m
-
0-1000 m
-