125 Sの発展型、それが159 Sです。ボア拡大とストロークの延長により排気量は1903 cc に増えています。空気抵抗を軽減する見地から、ボディタイプにはフェンダーが一体のものと、独立したサイクルフェンダーを備えるものとがありました。3レースにしか出走しませんでしたが、1947年のトリノGPにレイモン・ソメールの操縦で優勝し、創業してまもないフェラーリに初めて国際レースの勝利をもたらした記念すべきモデルです。