Ferrari logo

オフィシャル・フェラーリマガジン第50号

12 marzo 2021

ベン・プルマン

サーキットで2台のFerrari SF90を走らせる2名のフェラーリF1ドライバーが、当マガジンの特別号となる第50号で見出しに取り上げられます。


スクーデリアのドライバーを務めるシャルル・ルクレールとカルロス・サインツの2名が、オフィシャル・フェラーリマガジン第50号の表紙を飾ります。この2名のドライバーが新型SF90 SpiderとSF90 Stradale Assetto Fioranoを交代で走らせている様子を、アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(別名、イモラ・サーキット)で撮影しました。F1世界選手権を前にした最終リハーサルのようでしたが、彼らはサーキット上にマシンを止め、オフィシャル・フェラーリマガジンだけのために、それぞれがインタビューに応えてくれました。

それはオフィシャル・フェラーリマガジン第50号という特別号にふさわしい、特別なストーリーです。私たちはこの特別な節目を祝し、魅力的なストーリーや人々に触れながら、跳ね馬の歴史を振り返ることにしました。紹介する内容は。どれも50という数字が関係しています。

日本の冬は天気が変わりやすく、一日のうちに雪が降ったり晴れたりするため、場所を選ばなくても新型Ferrari Portofino Mを完璧な条件下でテストすることができました。また、私たちは、レザー仕上げのあらゆるダッシュボードにクラフトマンシップが息づいていることを紹介するほか、フェラーリ・クラシケ部門の専門家がヒストリック・モデルの血統をどのように確認しているのかにも迫ります。今回は、スティーブ・マックイーンがかつて所有していた275 GTSを対象としています。

モータースポーツの世界では、488 GTE(レゴ社が大型のブロック・モデルとして再現)が実際のレース・シーンに登場。さらに私たちは、フェラーリのトレーニング施設で体を鍛えるとともに、488 GT Modificataの詳細に迫ります。この車は、「技術的な規制から解放されたGTレース・カーとはどのようなものになるのか?」という質問に対える1台です。

最後に、私たちは、SF90 Stradaleの類まれなシャシーが、カーボン・ファイバーとアルミニウムを最新技術で融合させることによって作り上げられていること、また、各種の新型フェラーリ・モデルについては、フルスケールのプロトタイプが職人らによって木やスチールのパネルを用いながら根気強く組み立てられたことに目を向けます。