サーキットでライブパフォーマンス

29 4月 2021

ベン・プルマン

イタリアのムジェロ・サーキットで、DJのスーパースターがモータースポーツのサウンドをサンプリングして、疾走する1000 cvフェラーリを横にユニークなライブイベントを開催


イタリアにあるムジェロ・サーキットは、2020年に開催されたフェラーリのF1参戦1000回記念グランプリなどさまざまなエキサイティングなイベントの舞台となりました。しかし先週、テクノDJのスーパースターであるシャーロット・デ・ウィットの壮大なパフォーマンスの背景として行われたアドレナリン満載のイベントは、これまでとはまったく異なる種類のものでした。

だからと言って、フェラーリが登場しないという訳ではありません。ベルギーのアーティストによる90分間のライブの間、SF90 Stradaleが苛酷なトスカーナのサーキットを走行しました。1000 cvの跳ね馬が難コースで見せつけるパフォーマンスは格別で、高速で接近するその姿、メインストレートに設けられたデ・ウィットのためのDJブースと、いずれも前代未聞のすばらしい光景が繰り広げられました。

この特別なライブストリーム・イベントは、スピードへの情熱とテクノビートを融合させた強く記憶に残る音楽パフォーマンスで、デ・ウィットとF1のパートナーシップの一貫でもありました。デ・ウィットはさらに、モータースポーツに着想を得た「ニューフォーム」IV:フォーミュラと名付けたセットで、サーキットのノイズをサンプリングした独自のサウンドも披露しました。

スリリングなセットは、デ・ウィットの生まれ故郷ヘントにある中世の城やモンタネグロの要塞などを舞台にし、2020年から始まった「ニューフォーム」ライブストリームの4回目にあたり、 彼女にとってもフェラーリが高速で疾走するサーキットで行う初めてのものとなりました。

セットの後は、フェラーリが所有するサーキットでデ・ウィットが試走する番です。最初にフェラーリのテストドライバー、ラファエル・デ・シモーネがステアリングを握るSF90 Stradale、812 GTSに同乗し、その後に席を交代しました。デ・ウィットはこうして、驚異的なパワーと制御性能の1000 cv、4ホイール・ステアリングのSF90 Stradale、それとは対照的に開放感に溢れたスリルとV12エンジンの咆哮を特徴とする812 GTSという、フェラーリでも最も高性能な2台のスポーツカーでムジェロ・サーキットを走るスリルを直に体験したのです。

それは、シャーロット・デ・ウィット、フェラーリとF1、このライブストリームを視聴したオーディエンスのすべてにとって、ムジェロでの唯一無二の瞬間となりました。

こちらをクリックすると、シャーロット・デ・ウィットのMugelloでのライブセットを視聴いただけます。