WEC参戦の準備整う

13 4月 2017
今週末に英国・シルバーストンで開幕する世界耐久選手権(WEC)に参戦するFerrari 488 GTEの準備が整いました。
 
この動画では、正式なWEC参戦仕様のカラーリングを纏ってのシェイクダウンというレーシングカーにとって最も重要な瞬間が収められています。今年の488 GTEの特徴は、2017年仕様のボディカラーの赤味が、1947年に誕生した最初のフェラーリ、125 S を想起させるダークレッドとなった事です。今回のクイック・テストの前に 488 GTEは、全てのスポンサー・ステッカーを貼り終え、マーキングを完成させました。

この後車輌は英国へ搬送され、6月17、18日開催のル・マン 24時間レースを含むWECシリーズ全9戦の開幕戦に臨みます。
 
2台の488 GTE(カーナンバー51と71)は、アマート・フェラーリのAF Corseチームにデリバリーされ、マラネッロ・ハウス一押しのオフィシャルドライバー4名が搭乗します。51号車はジェイムズ・カラドと新加入のアレッサンドロ・ピエル・グイディのペア。71号車は、2016年にドライバーズ世界耐久カップGTクラス2位という好成績を収め、フェラーリのマニュファクチャラーズ世界耐久カップ制覇に貢献したダビデ・リゴンとサム・バードが、再びコンビを組んで選手権を戦います。