車輌
アンダルシアを巡る美しい旅路
2025年のフェラーリ・カヴァルケードのスタートに際し、セビリアのプラザ・デ・アメリカに車が勢揃いしました
カヴァルケードの初日に一行が出発するのは、セビリアの「プラザ・デ・アメリカ」という場所。そして、シエラ・スル地域の玄関口の街であるモロン・ド・ラ・フロンテーラへ向かいました。その後は、アルコス・デ・ラ・フロンテーラという村へと向かいますが、その前には、グアダレテ川の峡谷を見渡す斜面にある、絵のように美しい「白い街並み」を目にすることができます。
メディナ・シドニアの丘陵地にある曲がりくねった道を走ると、一行は、大西洋に面したカディスという古い港湾都市に到着しました。セビリアへの帰路は、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの街を通過します。この街は、少し離れたところにある旧F1サーキットはもちろん、シェリー酒と古典馬術でも有名です。
フェラーリ・カヴァルケード・セビリアのハイライトをご覧ください
アンダルシアの田舎道を走るドライブは、2日目の始まりを魅惑的なものにしました。フェラーリに乗った一行は、グアダルキビル渓谷を通ってロラ・デル・リオに向かい、エムバルセ・デ・ホセ・トラン貯水池に沿って走ります。オレンジとヤシの木に囲まれたルネッサンス様式の豪華な建築物として知られている、パルマ・デル・リオの街にあるパラシオ・ポルトカレロ宮殿への訪問は、この旅の見所の一つです。
そして3日目。フェラーリ・カヴァルケードの一行は、ドラマチックなアンダルシア山脈へ向けて内陸を走りました。ドライバーたちは、壮大な光景が広がるシエラ・デ・グラザレマ自然公園を横断。途中、美しいロンダの街に訪れてから、地中海沿岸の都市マルベーリャに向かって坂を下りました。
ゲストはアンダルシア最高のドライブルートでフェラーリ車を体験しました
プエルト・バヌスという洗練されたリゾート地でリラックスした後、フェラーリは再び丘陵地を登り、アスカリ・サーキットに到着。フェラーリのF1初優勝に貢献したアルベルト・アスカリにちなんで名付けられたこの名高いサーキットでは、速度を上げてその走りを楽しみました。
最終日は、アンダルシアの美しい田園風景といくつかの小さな街並みを楽しみながら、セビリア州で最も優雅な街の一つであるオスナに向かいます。また、「アンダルシアのペトラ」(ペトラはヨルダンにある遺跡)として知られる採石場の跡地エル・コト・ラス・カンテラスを訪れ、その光景を楽しみました。
旅程は、古代の港町カディスを訪れ、セビリアの中心部を通るパレードで終了しました