フロントミッドシップエンジンレイアウトを採用した 2+ クーペの Ferrari Roma は、洗練されたプロポーションと時代を超越したデザインに加え、比類のないパフォーマンスとハンドリングも特徴です。独自のパフォーマンスとスタイルを身に着けたこの車は、1950~60年代のローマを特徴付けるような、気ままで楽しい当時の生活スタイルを表現しています。
表示してある燃料消費量およびCO2排出量の値は、型式認証を受ける時点で適用されていた欧州規則(EC) 715/2007に基づいて算出されたものです。料消費量およびCO2排出量の値は、WLTPサイクルでテストした場合のものです。
フェラーリ・スタイリング・センターが Ferrari Roma のエクステリアに対して取った中心的なアプローチは、クリーンなデザインに仕上げること、さらには、調和の取れたプロポーションとピュアでエレガントなボリューム感をさまざまなエレメントの間で確実に共生させることでした。フォーマルなミニマリズムを強調するため、余分なディテールはすべて取り除かれています。
Ferrari Roma は独自の V8 ターボエンジンを搭載していることから、このカテゴリーにおいて他を寄せ付けることのない、優れたパフォーマンスを獲得しています。搭載されているこの V8 エンジンは、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを 4 年連続で獲得しているパワーユニットです。この仕様の場合、エンジンは 620 cv / 7,500 rpm の最高出力を生み出すとともに、SF90 Stradale にも採用された、新しい 8 速 DCT をトランスミッションとして組み合わせています。
Ferrari Romaのシャシーは、フェラーリが次世代のニューモデル用に開発したモジュール技術によって、各種のメリットを享受しています。ボディシェルとシャシーは、最新の軽量化技術と先進の生産技術を取り入れるために再設計されました。実際、全コンポーネント内の70%は、まったく新たに開発されたものです。ミッドフロント・エンジン・レイアウトの2+クーペであるこのFerrari Romaは、セグメントの中で最も優れたパワー・ウエイト・レシオ(2.37 kg/cv)を実現させ、ハンドリングのダイナミクスと応答性を向上させています。