社内の施設について
チェアマンズ・ビルディング
会長の部屋がある建物は1979年に建てられましたが、その後、1986年に大規模な増築が行われました。この建物はいくつかの部門にわかれていますが、フェラーリ社の司令塔であることに変わりはありません。会長と副会長の部屋のほか、社長および財政担当者のオフィスが用意されています。
生産開発センター
生産開発センターの建築を手掛けたのはマッシミリアーノ・フクサス。彼はエンジニアと技術者がニューモデル開発にあって、未来のフェラーリを発明するようなインスピレーションが湧くデザインを目指しました。
このビルが表現するのはガラスの壁に象徴される創造性です。未来のフェラーリをクリエイトするにあたって、既成の枠にとらわれず自由な発想ができるようにデザインされたのです。
レストラン
デザインはマルコ・ヴィスコンティ。ニュー・カンパニー・レストランのデザインテーマは周りの建物が持つ幾何学的な造形から距離をおくことでした。室内にはダイレクトに陽光が差し込み、波型のスチールカバーが自然風を取り込みます。
建物は3つのグループに分けることができます。1階のピアッツアはエンツォ・フェラーリ通りを見渡すことができ、スタッフが顔を合わせる憩いの場。2階にはトレーニングセンターとキッチンが配置されています。
そして3階は明るいダイニングスペース。大きなアーチ型の窓が広々とした気持ちのよい雰囲気をつくりだします。家具をデザインしたのはカッペリー二で、スタッフが何人かで集まって過ごせるようにレイアウトしました。また、質のいい食事の提供に細心の注意がはらわれ、メニュー、サービスが入念に配慮されています。

ガレリア・フェラーリ・ミュージアム
1990年にオープンしたガレリア・フェラーリ・ミュージアムは、訪れる人をフェラーリを巡る歴史の旅へと誘います。この旅の道中では、貴重かつ稀少なカバリーノ・ランパンテ(跳ね馬)との出会いが待っています。
F1を展示したセクションでは、実車をそのまま持ち込んだピットレーンが再現されているばかりでなく、フェラーリに5度のコンストラクターズ・チャンピオンと4度のドライバーズ・タイトルをもたらしたシングルシーターからGTまでの多彩なマシンが飾られています。
ガレリアのワンフロアは、レーシングマシンからGTへと応用された技術革新の展示物で占められています。
2004年、従来の建物に2つのスペースを加えることで、ガレリア・フェラーリ・ミュージアムの敷地面積は800㎡にまで広がりました。新たに加わったスペースは、展示場のほかにショップとカフェに充てられています。