ジュネーブにて:革新と環境に対するフェラーリの見解 フェラーリ・カリフォルニアのストップ&スタートシステムと実験的ハイブリッドカー 「VETTURA LABORATORIO」 ジュネーブ、 2010 年 3 月 2 日― 高性能と軽快さを併せ持ち、排気量( CO2 排出量 307 g/km )、馬力( 127 馬力/ 1リットル)という最高効率を誇る 458 イタリアの大成功を受け、フェラーリの環境配慮の実績に加わる2つの新技術がジュネーブモーターショーで公開されています。 1 つ目は高性能スポーツカー、フェラーリ・カリフォルニアに搭載された「ストップ & スタートシステム」、もう 1 つはマラネッロのエンジニアたちによる初公開の実験的ハイブリッドカー「 vettura laboratorio 」です。 3 月から有効となるフェラーリ・カルフォルニアの「ストップ & スタートシステム」は、 ECE + EUDC combined cycle のエンジン消費量と CO2 排出量双方を 6 パーセント削減し、 CO2 排出量 280 g/km という、自然吸気スポーツカーとして大変素晴らしい性能を実現しています。「ストップ & スタートシステム」はドライバーも気づかないわずか 0.23 ミリ秒という短さでエンジンを再スタートさせます。 車の全ての要素にあらゆる角度から取り組んだこの技術は、フェラーリが行うエンジン消費量と CO2 排出量削減策のさらなるステップといえます。例えばフェラーリ・カニフォルニアの直噴 V8 エンジンのエンジン摩擦は非常に低レベルを誇っています。クランクケースの空気抜き弁が、通常ロスを増す元となるピストン下の圧力差に作用します。他の技術もまた摩擦を軽減します。バルブフォロワーや高度な研磨を施したカムローブへの「 DLC 処理」は、広い範囲で使用される技術です。 フェラーリがスイスでのモーターショーに届けたもう 1 つの新技術は、より未来を見据えた、初公開の実験的ハイブリッドカー「VETTURA LABORATORIO」です。599をベースにしていますが、重要なのはこの技術が将来エンジンの位置を問わず、 8 気筒や 12 気筒など全てのフェラーリ車に適応されるだろうということです。 フェラーリがスイスでのモーターショーに届けたもう 1 つの新技術は、より未来を見据えた、初公開の実験的ハイブリッドカー「VETTURA LABORATORIO」です。599をベースにしていますが、重要なのはこの技術が将来エンジンの位置を問わず、 8 気筒や 12 気筒など全てのフェラーリ車に適応されるだろうということです。 プロジェクトの第一目的はフェラーリが将来特に都市部での CO2 排気量基準に対応できる常態にあることです。都市部にはエンジンの回転数や負荷のへの制限が設けられ、エンジン効率と性能が最大に発揮できるデザインのスポーツカーは昔からペナルティ対象なのです。フェラーリの新しいハイブリッドトランスミッションには独自の特徴が満載されていますが、まずはその構造からご紹介します。第一に、重量配分には変更がありません。バッテリーが車体のフロアパンの下に位置し、小型電気モーターが F1 デュアルクラッチ・ギアボックスに連結しています。この配置により重力の中心が下がり、ダイナミックな性能を損なうことなく、むしろ性能が高まったのです。運転席や荷物スペースに変わりはありません。 マラネッロのエンジニアたちは、この 100 馬力を生む革新的技術マシンのデザイン、技術、製造面にフェラーリのレースでの経験を注ぎ込みました。トルク、牽引力、ブレーキ機能のアルゴリズムと理論はまさに F1 から生まれたものです。 実験的ハイブリッドカーに使用された新技術は未来への可能な技術の 1 つに過ぎませんが、フェラーリは当分開発を続け、全体的な性能向上を図ります。薬品の削減やタイヤの回転抵抗、車重の軽減に関する調査を継続するとともに、エンジン摩擦の削減にも取り組みます。 フェラーリが行うエネルギー消費量削減に関する調査は、車だけに限らず、鋳造から最終組み立てまで全ての製造工程が行われるマラネッロのファクトリーが採用する様々な製造方法にまで及びます。 2010 年、フェラーリは 3 万トン(マイナス 40 パーセント)の CO2 排出量と微小粒子汚染レベルの 65 パーセントを削減します。この目標はフェラーリ社の太陽光発電システム、イタリア最大のトライジェネレーション施設(電力、湯、水を生産する)のおかげで達成が可能であり、フェラーリは資源の観点からも完全に自給自足の状態にあります。この削減はフェラーリが京都議定書の目標を 10 年前倒しでヨーロッパに課せられた削減基準値の倍を達成することを意味します。
HY-KERS ハイブリッド実験車 3/2/2010
ジュネーブ、3月2日 - HY-KERS ヴェットゥーラ・ラボラトリオ(実験車)
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